第3章 Mと歩む
1998年になると、 poker faceのレコーディングが始まります
そしてことのときあゆのおばあちゃんが亡くなってしまいます。とてもおばあちゃんっ子だったあゆ。父親のいない家庭で、おばあちゃんの愛をたくさん感じていたそうです。
応援してくれたおばあちゃんのためにも仕事を頑張るあゆ。
そして松浦さんが離婚します。そのことでも同様するあゆ。そして相変わらず周囲に売れないと反対され続け、次第に松浦さんは荒れて行きます。見るに見かねて、考えた末、 あゆは告白します。もちろん手紙で。
手紙には好きということ、でもあなたから愛されることはないでしょう、とも手紙に書いて、プロデューサーとしてのまさと歩んでいくと決意を書きます。
そしてファックスで松浦さんに送ります。
その返事が来ました
俺にとってお前が必要なんだ。だから俺は決断した。
あゆはなんのことかわからないまま、次の日専務が家に来ます。そこにはあゆのお母さんもおり、なんとあゆみさんと付き合っています。とお母さんにいきなり告げます。
びっくりする二人。そのあと公園に行き、告白されます。
そのあと家に帰って、松浦さんからの返信のファックスを見て書いた詞が Trustです。
あなたから見つけてもらえた瞬間
あの日から強くなれる気がしてた
自分を誇ることできるから
あきらめるなんてもうしたくなくて
じゃまするなんてもうしたくなくて
じゃまする過去達に手を振ったよ
初めて私に教えてくれたね
何が一番大切かを
第4章 Mを信じる
松浦さんと付き合い始めたあゆ。そしてどんどん仕事は増え、忙しくなり、関わる人が増えていったことが書かれています。
そして1998年4月にデビュー。この時あゆは19歳。この時15歳年上の超有名プロデューサーと付き合っていたということです。
でも恋に溺れるわけでもなく、たまに電話するくらいで本には松浦さんのためにも頑張るという決意が描かれています。そして不安になるたびに松浦さんに言うと、「俺を信じろ」という言葉が返ってきたそうです。
イケメンすぎますね、、19歳の時に34歳のプロデューサーにそんなこと言われて一緒に頑張ってきたら、もう好きとかいう言葉では表せないくらいあゆの全てになっていたんだろうな。。。。
そして松浦さんの家に引っ越し、松浦さんが楽曲を作るところも近くで見る生活が始まります。
でも超多忙な二人は一緒に住んでいてもなかなか一緒に過ごす時間はほとんどなかったと言います。
そして二人で休みを取れたのは計画を立ててから二ヶ月後。しかも夕方〜次の日の朝まで。横浜のヨットみたいな形のホテル(グランドインターコンチネンタルホテルですね)で一緒に過ごして、いろんな話をします。
そして二人の関係が絶対に外にバレてはいけないと二人で誓います。そして彼を手をぎゅっとにぎって眠った夜、あゆは昔の記憶を思い出します。
3歳の頃、お父さんに連れて行かれて、海に行きました。そこで手を繋いでテトラポットを歩いていると、お父さんの手が離れ、海に落ちたそうです。その手をするりと抜けた瞬間がトラウマになっているんですね。
もう一つのお父さんの記憶は家を出て行ったとき。あゆの手を話して、目の前から去って行った記憶を思い出し、「俺の手を離すなよ」と言ってくれた松浦さんの手は離さないと誓います。
その日かいた詞が Depend on youです
あなたがもし旅立つその日がいつかきたら
そこから二人で 始めよう
いつかは皆旅立つ その日がきっとくるね
全てを捨ててもいいほど
これから始まっていく
二人の物語は
不安と希望に満ちてる
そしてTrustが10位以内にランクインしたり、20歳の誕生日を迎えたり、、その時、読んでいてとっても切なくなる一言が書いてありました。
あゆが松浦さんに言った言葉
最高のシンガーになってあゆはマサを喜ばせたい。でも、いつか、もう少し時間が経ったら、あゆはマサと、マサの子供たちのためだけにすごすお母さんになりたい
私はここを読んで号泣してしまいました、、、、あゆって普通のお母さんになりたかったんだなあ、、、、と。知らなかった、、、、しかもお父さんがおらず、おばあちゃんに育てられたからこそ、そんなお母さんになりなかったんだなあと。
40歳にもなってファンのために頑張るあゆを今見ていると、幸せってなんだろうと感じさせますよね。
そしてそこからも有線大賞を取ったり、どんどん忙しくなります。ファーストアルバムa song for XX は一位になります。しかし、次第に二人はすれ違って行きます。。。
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